Jikosの投資・処世術note

サラリーマン投資家、20代。投資資金1000万を目指す。

需要と供給の話

f:id:Jikos:20220206135645p:plain

モノの価値について、考えてみましょう。

 

モノの価値は、需要と供給のバランスで決まっていきます。

需要供給曲線というのがありますが、

需要と供給に比例して、その交わりで価値が決まります。

 

分かりにくいので、お話しします。

そもそも需要とは、

人人から求めらている欲求を指します。

供給とは、

提供できるモノの数量のことです。

 

例えば、欅坂46のチケットは、なぜ価値があるのでしょうか?

それは、人々がそれを求めているからです。

チケット枚数は決まっているので、

供給量(用意されているチケット枚数)以上に、

欲しい人が殺到すれば、その価値は高まります。場合によっては、定価以上の値がつけられたりします。(転売チケットとかがそうです。)

 

人気アーティストのチケットを例に挙げましたが、通貨為替や株式も基本的には、この原理によって、毎日価格が変動しているのです。

単純に将来的な価値(期待値)も関係していますが、その時その時のトレンド(人気)も影響しています。

金利のお話

f:id:Jikos:20220206135413p:plain

金利(利息)というものは、誰かのお金を使わせてもらうための費用ことです。

借金をした場合、借りた金額だけでなく、その金額に何%か載せた価格で返さなくちゃいけません。

大きな買い物をする場合、基本的にお金を借りて(ローンを組んで)、購入する場合が多いです。

その場合、気を付けなくちゃいけないのは、毎月の返済額と最終的に返さなくちゃいけない総額について、よく確認してください。

また、自分が借りるだけでなく、自分のお金を誰かに、貸す場合もあります。自分が貸したお金にも、金利がつきます。

自分が貸したお金以上に、返してくれる場合もあります。

 

金利の種類について

単利とは、

例えば、誰かに100万を貸して、7%の単利で支払ってもらえるとすると、

お金を貸している間に、毎年7万円受け取ることができます。

あなたが、誰かに5年ローンで、貸す場合、あなたが受け取る金額は、次の通りになります。

 

1年目 100万円 × 7%=7万円

2年目 100万円 × 7%=7万円

3年目 100万円 × 7%=7万円

4年目 100万円 × 7%=7万円

5年目 100万円 × 7%=7万円

利息の合計;35万円

 

この利息35万円は、いつ支払われるのか?

これは、支払いの約束によって変わります。

 

借り手が、毎年7万円(もしくは、毎月で支払う場合もある。その場合、7万円÷ 12ヶ月=約5833円)支払うという約束の場合もある。

これを、直接利息と言う。

 

借り手が5年目の最後まで利息の支払を引き延ばせるようなローンもある。その場合、借りては、1年目から5年目まで利息を支払わずに、

最後に、借りていた100万と合わせて、利息分の35万も返済する場合もある。

これを、経過利息という。

 

複利とは、

気をつけなければならないのは、複利という金利の場合です。

単離とは違う点は、上記の話でいう借りた金額100万円に利息がつくだけでなく、利息にも利息がつくという点です。

単利の例で、借り手が5年間利息を支払わず、複利でローンを組んだ場合のシミュレーションをすると

 

複利の場合、、、

1年目 100万円 × 7%=7万円 

借り手が返済しなければいけない金額 107万

 

2年目 107万円 × 7%=7万4900円 

借り手が返済しなければいけない金額 114万4900円

 

3年目 114万4900円 × 7%=8万143円 

借り手が返済しなければいけない金額 122万5043円

 

4年目 122万5043円 × 7%=8万5753円 

借り手が返済しなければいけない金額 131万796円

 

5年目 131万796円 × 7%=9万1755円 

借り手が返済しなければいけない金額 140万2511円

 

複利の場合の5年後の利息の合計;40万2551円(単利よりも5万2551円リターンが大きい)

 

複利によって、借り手側は、余分に返済をしなくてはいけないし、貸し手側は、より大きなリターンをえられることになります。

これが、複利というものです。

生活でも、役立つ知識ですので、基本的な考え方としてマスターするべきことになります。

 

 

 

ウォーレン・バフェットのお話

ウォーレン・バフェットという方をご存知でしょうか?

 

投資家の中では、とても著名な方です。

バフェットは、「オマハの賢人」とも呼ばれている優秀な投資家です。

(純資産500億ドルで、世界の長者番付にも名を連ねています。)

ウォーレン・バフェットは、アメリカ・ネブラスカ州オマハ出身で、彼は世界でも有数のお金持ちにも関わらず、オマハでずっと質素な暮らしをしています。

 

彼は、バークシャー・ハサウェイという投資会社にCEO兼会長で、この会社を通して様々な会社に投資を行なっています。

バークシャー・ハサウェイは、コカ・コーラIBM、鉄道会社などの大株主となっています。

バークシャー・ハサウェイ自体の株にも、多くの投資家からも支持を受けており、

現在では、バークシャー・ハサウェイ時価総額は、7000億ドル(約81兆円)という途方もない額になっています。

元々バークシャー・ハサウェイは、紡績業を営む会社でした。バフェットは、斜陽産業であるバークシャーに目をつけて、株式を取得していきます。最終的に、バフェットは、バークシャー・ハサウェイを買収し、紡績事業からの転換をさせました。今では、損害保険事業の他にもいくつも事業を展開しているコングロマリット企業となっています。

バークシャーの投資手法としては、

一度買った株を長期で保持し続けるというものです。投資対象については、今後の成長性といった綿密な企業分析の上で投資方針を決めています。この手法で、バフェットは、大きな利益を生み出しているのです。

 

為替について

f:id:Jikos:20220206133830p:plain

世界に流通しているお金は、各国でそれぞれ異なっています。

ここで言う「お金」とは、「通貨」を指します。

世界の共通通貨は、ありませんが、

流通量の多い(主に売買取引の際に使われている)通貨を基軸通貨と言います。

米ドル、英ポンド、日本円、ユーロ、人民元

の5つです。

 

最も世界の流通量が多いのは、米ドルです。

人民元は、ここ最近で基軸通貨に位置付けられました。それだけ経済規模が急速に成長し、拡大したことがわかります。

 

●為替レートについて

各国それぞれで自国通貨を発行している場合、

基本的には、その国の通貨で取引されます。

ただし外国間をまたぐ貿易などのビジネス取引の場合、一度通貨を交換しなければなりません。そこで関係してくるのが、通貨同士の価値変動です。常に通貨は、他国通貨に対して高いか低いかと言ったレートが変動しています。

 

為替レートと外国両替について、具体例でお話します。

 

ある日、あなたが、日本でトヨタの税込300万の車を購入しようとした時、日本国内の近くのトヨタディーラーへ行って、良さそうな車を選んで、ディラーに税込300万を支払って、車のキーをもらって乗って帰れば、取引は完結します。

 

ただし、たまたま遊びにきていたアメリカに住んでいる友人があなたの車を見て同じ車を欲しいと言った場合、同じディーラーへ行って、同じ車を購入しようとします。アメリカの友人は、日本円を持っていないので、米ドル$で支払いをしようとします。すると300万ではなく、2万6000ドルで購入できます。

(実際、国内の場合、ドルを日本円に両替してからの購入となりますが、、なので2万6000ドル相当の日本円となります。)

 

なぜこのようなことが起こるかと言うと日本円とアメリカドルとで価値が違うからです。

本日の為替レートで言うと、

1ドル=114円くらい です。

アメリカドル側見た日本円は、比較的に安い(価値が低い)と言えます。

世界の流通量No.1のアメリカドルと各国通貨を比較する場合が多いです。

これが「為替」と言われるものです。

為替は、毎日、毎分、毎秒と刻々と変動します。これは世界で通貨の交換が常に行われていると言えるからです。

 

次に、円安円高についてご説明します。

この円安・円高もドルと比較される場合が多いです。

 

今日が、1ドル=114円で

明日、1ドル=110円になった場合には、

円高」となります。

正確に言うと「ドル安・円高」です。

1ドルの価値が、114円だったのが、110円に下がって、逆に114円払って1ドルに交換してたのを今日は、110円だけ払って1ドルと交換できたことになります。これは、円の価値が上がったと言えます。

 

今日が、1ドル=110円ですが、

次の日に1ドル=112円になった場合には、

「円安」となります。

正確に言うと「ドル高・円安」です。

1ドルの価値が、110円だったのが、112円に上がって、逆に110円払って1ドルに交換できていたのに、1ドルに対して、112円払わないといけなくなったからです。これは、円の価値が下がったと言えます。

実際、このやり取りは、ほぼ電子上で行われるようになっています。(銀行口座間やクレジット経由、今だと電子取引とかでできちゃいます。)

 

両替を実体験できる機会として、海外旅行があります。空港でガラシ張りにされて両替取引所です。バックボードにその日の為替レートも写されていますが、ここで交換する場合、為替レートだけでなく、交換手数料も発生して実際のもらう金額よりも少なくなります。

なぜなら管理コストやそこにいるお姉さんの人件費が発生しているからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

決算書の読み方 

f:id:Jikos:20220206133111p:plain

どの会社に投資をしたら良いのか?

投資対象の理想は、

・利益を出している

・事業に成長性がある

・投資家から人気がある

です。

 

これらをどうやって見分けるかという話ですが、

それは決算書を見ることになります。

 

決算書とは、

正式には財務諸表といいます。一定期間の会社の経営状態や財務状況を表す書類で、中でも以下の三つの書類は「財務三表」として重要視されています。

 

ひとつずつ見ていきます。

 

・賃借対照表(ちんしゃくたいしょうひょう)

貸借対照表は「バランス・シート(B/S)」と呼ばれ、企業がある一時点においてどのくらいの財産や権利を所有しているか、また債務を負っているかを表します。

 

言い換えれば、貸借対照表は事業を立ち上げる際や追加で融資・出資を受けた場合に、会社がどのように資金を調達して、なににお金を使ったかという財政状態──資産と負債、資本のバランスをまとめたものです。

貸借対照表は、右側に会社の資金を工面した方法、左側にその使い道を示します。よって、最終的には左右の数値は同額になります。

 

キャッシュフロー計算書

キャッシュ・フロー計算書は、ひと言でまとめると「一定期間内の会社のお金の流れを表すもの」と言えます。

 

キャッシュフロー計算書では現金の流入・流出が以下の3項目に区分されます。

 

貸借対照表損益計算書と異なり、現金ベースでお金の動きを管理することによって後述の損益計算書だけではわからない会社の財布事情を明らかにしている点がキャッシュ・フロー計算書の特徴です。

冒頭で説明した「翌月の利益が確定していても今月の支払いにあてる現金がない」といった事態を避ける上で、キャッシュ・フロー計算書が重要になります。

 

損益計算書

損益計算書は収益・費用・利益の3つの要素から成り立つ決算書のひとつで「プロフィット&ロスステイトメント(P/L)」とも呼ばれます。企業が一定期間内にどれだけの「収益」をあげ、「費用」をいくら使い、その収益から費用を引いた分の最終的な「利益」がいくらあるのかを表すのが特徴です。

この3要素のなかにもそれぞれ分類があり、これを細かに分析することで会社のどこに問題があるのか、なにを伸ばすべきなのかがわかります。

 

会計年度の最終的な利益は当期純利益と呼ばれ、5つの利益から成り立っています。

売上総利益
会社の本業で得た利益。売上高から原価や仕入費用を差し引きます。br

②営業利益
売上総利益(①)から、広告宣伝費や一般管理費(給与や会社の家賃・光熱費など会社を運営していく上で通常かかる経費)を差し引いた利益です。

③経常利益
本業以外で上がった収益(営業外収益)と本業以外にかかった費用(営業外費用)の差分を営業利益(②)に足したものが経常利益になります(営業利益+営業外収益ー営業外費用)。

税引前当期純利益
通常の営業活動以外に突発的に生じた臨時、かつ巨額の損益──たとえば、災害による損害、固定資産の売却などを特別損益と呼びます。税引前当期純利益は、経常利益(③)に特別損益を足し引きした利益を指します。

当期純利益
税引前当期純利益(④)から、各種税金を引いた1年間の最終的な利益を指します。

損益計算書で重要なことは、最終的に利益が出ていること、つまり当期純利益がプラスであるか否かです。

「営業利益が赤字なのに経常利益・当期純利益が黒字のパターン」には注意しなくてはなりません。これは、会社が本業で儲けを出していない状況を臨時的収入でカバーしているだけだからです。

よって損益計算書は、当期純利益だけでなく営業利益(と、追加的に経常利益)を見ることで、会社が儲かっているかどうかを把握する重要な決算書であるといえます。

 

決算書は、会社の健康診断書ともいわれ、

その会社が、うまく事業を回して利益を出しているか?

無駄なコストや投資をしていないか?これから期待できそうな事業に対して、投資をしているのか?など、どういった状況なのかを見ることができます。

 

決算書を読むために、簿記などを勉強することは、有効な手段かもしれません。

決算書を読むだけでなく、就職・転職にも役立つ場合もございます。

会社の業態・業種によっても、この決算書に記載されるお金の動きが異なっております。一概に、この決算書のパターンの株が良さそうということも言えないのですが、

株式投資対象を絞るための材料として大いに役立つものになります。

 

 

投資をすれば、経済・社会に親しくなる。興味が持てる。

f:id:Jikos:20220206132936p:plain

私が、株式投資を始めたのは、20才のころです。

当初は、好奇心から、とりあえず証券口座を開いて、とりあえず1万を投資しました。

当時のバイト代でした。(1万でも買える株は、あります!)

その当時は、お金もないので、何も考えず手持ちお金で買える株を買いました。

株を購入した次の月には、価格は6000円になってしまいました。

これが、株かーと思いました。なにせ当時の僕にとって1000円だけでも、大金でしたから。バイトの時給は1000円以下でしたので、、、

 

これも勉強だと思い、証券会社の管理サイトの使い方を覚えたり、

会社の決算書や株チャートの見方など、ひとつずつ株式に関する情報を調べていきました。これを20歳の時にできたことが、大きな財産だと思っています。

結果的には、この株は、12,000円になり、2000円の儲けを得ました!

功を奏して、この体験で、株式投資の面白さと怖さを思い知ったのです。

 

それから、株式投資に関する勉強を進めていきます。

特に、経済ニュースを頻繁にチェックするようになりました。

ある企業が、どのくらいの利益を上げたのか、今後どんな事業を始めるかなど、

新聞だけでなく、ネットニュースや情報サイトを通じて、情報を得ようとしました。

今でも、継続しております。

 

おすすめしたいのは、日本経済新聞 がオーソドックスです。

が、情報のソースは複数持っておいたほうがいいので、

お気に入りの情報サイトやニュースサイトをネットサーフィンしながら見つけるのが

よろしいかと思います。

気を付けてほしいのは、何も確証のない情報をそのまま鵜呑みにしてしまうこと。

フェイクニュースに踊らされるニュースも、ここ最近見ましたが、

情報はよく確かめましょう。

 

参考ですが、以下の情報サイトは、私もよく使っているものなので、

載せておきます。

 

 

株式とは何かを理解する

f:id:Jikos:20220206132716p:plain

株式投資をする前に、まず株式とは何かについて、よく理解しましょう。

ゲームのルールを知らないのに、勝ちの目なんてないですから、、、

 

株式とは、

ある人が何か事業を始めたい場合に、自己資金だけでは賄えない場合に、

複数の他人からお金を出してもらい、事業を運営していくシステムです。

例えば、何百、何千万もの資金を一人で準備するとなるとすごい大変ですよね。

ここで、複数のお金を出す人たちを「投資家」といいます。

また、お金を出した人たちに対してもメリットはあり、事業の利益分を事業者は、

投資家に対して、分配して還元してくれるという関係で成り立っています。

これが、配当金に当たります。

 

また、その事業がうまく軌道にのって、事業自体が拡大していくと利益事態が増えていきます。当然、うまくいけば配当も高くなったりしますが、それだけではなく、株式自体を欲しいという人たちが現れます。

自分たちも、その事業にかませてくれ、ということですね。

そうすると、株式自体にもより価値が高いものとみなされ、投資家同士で、株式の売買が始まります。一番最初に株を買った投資家が、最初これくらいで買ったから、

これよりちょっとだけ上乗せした金額で株を売りに出したり、おれなら、もう少し安くできるぜ、、、といった人たちがいたり、いくつもの売買の取引が活発になり、

それで、毎日の株式の価格が上がった、下がったなどの減少が起きています。

 

もともと株式は、大航海時代の時に、海外の資源を求めて、航海をする船をつくるのに、数十、数百の人たちが、みんなでお金を出し合って、航海した船が海外から戻ってきたときに、持ち帰った資源(食品、貴金属、織物等)をみんなで分け合ったことを起源とされています。

世界初の株式会社、オランダの東インド会社が有名ですよね。

パイレーツ・オブ・カリビアンのあれです。)

 

原理原則としては、その会社が発行している株式に価値があるのかないのか?

それは、その会社が行っている事業が、現在または将来的にも利益を生み出せるのかどうか?を表す指標です。

 

経済の原理原則は、“demand and supply” (需要と供給)です。

それを株式になぞらえても、ルールは同じで、不特定多数のひとから必要とされているかどうか? また、その株式の発行数(供給量)に応じて、価値の大小が変動していきます。

そのほかにも、細かいテクニカルな手法やそれに関するルールもありますが、

大原則は、“demand and supply”です。

 

みなさんも、このルールにのっとって、株式投資を始めてみてください。