金利のお話
金利(利息)というものは、誰かのお金を使わせてもらうための費用ことです。
借金をした場合、借りた金額だけでなく、その金額に何%か載せた価格で返さなくちゃいけません。
大きな買い物をする場合、基本的にお金を借りて(ローンを組んで)、購入する場合が多いです。
その場合、気を付けなくちゃいけないのは、毎月の返済額と最終的に返さなくちゃいけない総額について、よく確認してください。
また、自分が借りるだけでなく、自分のお金を誰かに、貸す場合もあります。自分が貸したお金にも、金利がつきます。
自分が貸したお金以上に、返してくれる場合もあります。
・金利の種類について
単利とは、
例えば、誰かに100万を貸して、7%の単利で支払ってもらえるとすると、
お金を貸している間に、毎年7万円受け取ることができます。
あなたが、誰かに5年ローンで、貸す場合、あなたが受け取る金額は、次の通りになります。
1年目 100万円 × 7%=7万円
2年目 100万円 × 7%=7万円
3年目 100万円 × 7%=7万円
4年目 100万円 × 7%=7万円
5年目 100万円 × 7%=7万円
利息の合計;35万円
この利息35万円は、いつ支払われるのか?
これは、支払いの約束によって変わります。
借り手が、毎年7万円(もしくは、毎月で支払う場合もある。その場合、7万円÷ 12ヶ月=約5833円)支払うという約束の場合もある。
これを、直接利息と言う。
借り手が5年目の最後まで利息の支払を引き延ばせるようなローンもある。その場合、借りては、1年目から5年目まで利息を支払わずに、
最後に、借りていた100万と合わせて、利息分の35万も返済する場合もある。
これを、経過利息という。
・複利とは、
単離とは違う点は、上記の話でいう借りた金額100万円に利息がつくだけでなく、利息にも利息がつくという点です。
単利の例で、借り手が5年間利息を支払わず、複利でローンを組んだ場合のシミュレーションをすると
複利の場合、、、
1年目 100万円 × 7%=7万円
借り手が返済しなければいけない金額 107万
2年目 107万円 × 7%=7万4900円
借り手が返済しなければいけない金額 114万4900円
3年目 114万4900円 × 7%=8万143円
借り手が返済しなければいけない金額 122万5043円
4年目 122万5043円 × 7%=8万5753円
借り手が返済しなければいけない金額 131万796円
5年目 131万796円 × 7%=9万1755円
借り手が返済しなければいけない金額 140万2511円
複利の場合の5年後の利息の合計;40万2551円(単利よりも5万2551円リターンが大きい)
複利によって、借り手側は、余分に返済をしなくてはいけないし、貸し手側は、より大きなリターンをえられることになります。
これが、複利というものです。
生活でも、役立つ知識ですので、基本的な考え方としてマスターするべきことになります。