株式市場のお話
世界中には、株式市場がたくさんあります。
マーケットとか呼ばれていたり、そもそも株式市場とは何なのでしょうか?
アメリカ市場の歴史を辿ると、
アメリカ建国後まもない頃から、株式を取引する場所が求められていました。
1972年5月17日、24人の株式ブローカー(仲買人)が、ニューヨークの
ウォール街にあるスズカケの木の下に集まって、「スズカケ協定」に署名しました。
それが、のちのニューヨーク証券取引所(NYSE)のルーツでした。
ニューヨーク証券取引所が、アメリカで最も古く有名な取引所。
ウォール街は、ご存じでしょうか?ドラマや映画とかでも取り上げられたりとかしてますが、
ニューヨークにウォール・ストリートという通りがあって、
その周辺には、ニューヨーク証券取引所だけでなく、世界の投資銀行や証券会社が
集まっている場所です。
ニューヨーク証券取引書(NYSE)には、2000社以上もの会社が上場しており、
取引総額も世界で一番です。世界で一番大きな市場と言えるでしょう。
ただし、NYSE以外にも、市場は存在しています。
代表的な市場とは、
・NASDAQ(ナスダック)
・ロンドン証券取引所
・シンガポール証券取引書
・オーストラリア証券取引所
・サンパウロ証券取引書
・IEX: Invester Stock Exchange
です。
それ以外にも、世界各国で、複数の市場があったりして、
日々株取引が行われています。
株とは、元々紙切れベースの株券というもので、取引されていました。
株券というのは、その会社の株を買いましたという証明書なのです。
株券を所有している者が、その会社のステークホルダー、つまり利害関係者となります。
その会社の経営に口を出したり、配当金といった利益を受け取る権利があるということです。
現在は、そんな株券のやり取りはしていません。
全てインターネット上で、完結しています。
インターネットの登場で、従来よりも取引規模は大きくなりました。
なぜなら、24時間365日どこにいても、市場にはアクセスできるのですから、
投資家は、証券会社の電子口座を開設して、メールや電話、
証券会社が提供するプラットフォーム上で、株の売り買い行っています。
もはや、電子データ上のやりとりとなっているんですね、
株式市場の総合サイトを見ているとわかるのですが、
毎日企業の株価は、上がったり下がったりを秒単位で繰り返されています。